【コラム】運転中に雷雨や地震が起きた時の正しい対応方法とは?【コラム】運転中に雷雨や地震が起きた時の正しい対応方法とは?

2025年7月3日

突然の雷雨や地震——これは運転中に遭遇すると、非常に危険な状況になりかねません。日本では地震が多く、夏場はゲリラ豪雨や雷も頻繁に発生します。そんなとき、運転中の私たちはどう行動すればよいのでしょうか?

この記事では、**「運転中に雷雨や地震が起きたときの正しい対応方法」**について詳しく解説します。マイカーはもちろん、レンタカーを利用中の方にも役立つ実践的な知識をまとめています。いざというときのために、ぜひ最後までお読みください。

!!!運転中に雷雨が発生したときの正しい対処法!!!
1. 視界が悪化する前にライトを点灯し、速度を落とす
急に暗くなり、大粒の雨が降ってきた場合は、すぐにヘッドライトを点灯しましょう。これは自分の視界を確保するだけでなく、他のドライバーに自車の存在を知らせるためにも重要です。

また、雨で路面が滑りやすくなるため、スピードを落とし、十分な車間距離を保つことが大切です。ワイパーが追いつかないほどの豪雨や雷鳴が鳴り響く状況では、パニックになりやすいですが、冷静に判断して行動しましょう。


2. 安全な場所に停車する判断も重要
前が見えないほどの豪雨になった場合は、無理に運転を続けるのではなく、コンビニの駐車場や高速道路のパーキングエリア、道の駅などの安全な場所に車を停める判断も必要です。

特に高速道路では、非常駐車帯やSA/PAが安全な避難場所となります。ただし、停車する際は急ブレーキを避け、ハザードランプを点けて後続車に注意を促しましょう。


3. 車の中は基本的に安全——むやみに外へ出ない
「雷が落ちたら車の中にいるのは危ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし実は、車のボディが金属で覆われているおかげで、雷の電流は車体を通って地面へ流れます。これは「ファラデーケージ効果」と呼ばれる現象で、乗っている人は比較的安全です。

つまり、落雷が近くで起きていても、車内に留まることが最も安全な選択です。絶対に外に出て木の下などに避難しようとしないでください。



!!!運転中に地震が起きたときの対応マニュアル!!!
1. 揺れを感じたら急ブレーキはNG。まずはハンドルをしっかり握る
運転中に地震が発生した場合、最初にするべきことはハンドルをしっかり握り、急な操作を避けることです。急ブレーキをかけてしまうと後続車に追突される恐れがあります。

道路の左側にゆっくりと移動し、周囲の安全を確認した上で車を停止させましょう。可能であれば、建物のそばや高架下、橋の上は避けるようにしてください。


2. 揺れがおさまるまで車内で待機
車を安全な場所に停めたら、揺れが完全におさまるまで車内で待機します。エンジンを切り、ハザードランプを点灯させた状態で、ラジオやスマートフォンを使って最新の地震情報や交通情報を収集しましょう。

このとき、ドアが開かなくなる可能性もあるため、必要に応じて窓を少し開けておくと安心です。


3. 被害が大きいときは車を置いて避難も
大規模な地震や津波警報が発令された場合、車に乗り続けるより徒歩で避難するほうが安全なケースもあります。この場合、車のキーは付けたままにして、ドアもロックせず、緊急車両が移動できるようにしておくことが推奨されています。

高速道路上では、緊急対応のために車両を離れるよう指示されることもあります。非常口や避難路を使って、速やかに安全な場所へ移動しましょう。


まとめ|「もしも」に備えることで、命を守る行動ができる
自然災害はいつ起こるか予測できません。だからこそ、事前に知識を持っておくことが最も有効なリスク対策です。運転中に雷雨や地震に遭遇した際、冷静に対処することが、あなたや同乗者の命を守ることにつながります。

もし杉並レンタカーをご利用の際は、ぜひこの記事の内容を参考にして、安全なカーライフをお楽しみください。